オッズ・コンパス
代表 尾﨑 正彦

オッズコンパスの「4つの柱」

オッズコンパスの事業を教えてください。

経営戦略に関連する事業を、4つの柱で展開しています。①IT支援②セキュリティ支援③クラウド導入支援④店舗・中小企業の支援の4つです。いずれもマクロ的にみればすべてが経営戦略です。企業というのは、多くの人とのつながりで成り立っています。社員はもちろんお客様や取引先など、ステークスホルダー(関係者)と呼ばれる人たちをどうつなげ、強みを伸ばし事業展開を考えるのが経営戦略です。その中でも特に重要視しているのが、多くの経営課題を解決できる①に掲げた「IT支援」です。例えば卸売業であれば、受発注管理、在庫管理などが経営課題であるとすると、業務視点とシステム視点より最適な方法を見つけ出し、経営のバランスをとりながらシステムを導入して、経営課題を解決することができます。経営戦略は学問であり、想像の目標までの設計図でもあります。それを実現できるのは、業務改善しかありません。業務改善なくしては経営戦略の目標は達成できないというのが持論です。ITコーディネータの資格を取得したのも、そうしたことを肌身で感じたからです。

お客様の信用を守ること

今問題になっている情報漏洩などの抑制・防止に、どのような手立てがありますか。

4本柱のうちのひとつ、「セキュリティ支援」がお役に立てると思います。以前、大手プロバイダが情報漏洩により大きく信頼を失いました。ハッカーによりクレジットカードの個人情報が抜き取られ、多くの被害者を出したこともありました。私自身、ついこの間まで情報漏洩が怖くてクレジットカードによるネットショッピングをしたことがありませんでした。このように、パソコンは今や終始世界中からウィルスの驚異にさらされています。しかもパソコンのみならず、スマホなどのモバイルも同じです。ネットサーフィンやメールなど、どこから侵入してくるかもわからないため、さらに厄介です。社内だけでなく、お客様から社会的信用をなくさないためにも、セキュリティは大切です。結果的にそれが経営とも大きな結びつきがあります。起こってからでは遅いのです。

最近よくクラウドという言葉を耳にしますが。

膨大化・多様化するデータの置き場をどこにするか、またデータが消失せずほぼ永久的にサーバーの維持管理をどうするか、企業にとってはセキュリティと同じくらい神経を使います。しかも、サーバー維持管理のためのコストも相当かかります。こうした問題点を解決に導くのが「クラウドの導入支援」です。クラウド導入により、サーバーよりも低コストでしかも安全なデータ管理が可能です。特にこれまで社内にサーバーを設置していた企業にとっては、サーバーをなくすことで電気代や光熱費のコストも抑えられるなどして、地球にもやさしいシステムの構築が可能です。サーバーからクラウドへ。時代はすでに動き始めています。

経営はある意味子育てと同じ

店舗や中小企業における支援事業とは?

POSレジ管理・券売機管理・店舗管理など、現金や人事、在庫や発注などの状況を把握して、店舗別に損益管理をご提案するメニューがありますそれが「店舗・中小企業の支援」です。店舗規模の大小に関係なく、業務面からのシステムアプローチも経営の側面においては必要不可欠な要素です。これらの4本柱のバランスがとれてこそ、本当の意味での経営が成り立っていくと考えています。このほかにも、災害などから社内の基幹システムを守るBCP(事業継続計画)の支援や、社内にSEを常駐させ、より高度な情報システムの実現化を目指す仕組みの支援なども行っています。

経営戦略というと、とても難しいことのように思えますが。

確かに経営戦略を作成するには専門知識やノウハウが必要ですが、決して難しいことはありません。私の図に穴埋めをして、パズルをして頂ければ、お客様自身が考えているやらなければならない課題が明確になり経営戦略が絵図になり可視化できます。ブレーンストーミングというかたちをとることで自身の発言を言葉によって表現することで、考えが整理され気づきにもつながります。こうした作業を繰り返すことによって、自身の経営を客観的に分析でき強みと弱みを知ることができます。そして強みを伸ばし、弱みを補う。経営戦略は、ある意味子育てと同じようなものかも知れません。

利益を生み出すための経営戦略

どのような業種・規模でも経営戦略は必要でしょうか。

そう思います。私自身印刷会社や薬品卸、大手飲食チェーン店などさまざまな業種を経験してきましたが、経営戦略という視点でみると仕組みは同じです。業種はもちろん、企業の大小にかかわらずどのようなケースにも対応可能です。「うちは個人事業主なので経営戦略なんて必要はない」「赤字になってないから不必要」「今すぐにでも利益が欲しいから経営戦略など悠長なことは言っていられない」と言われることがよくありますが、個人であろうと法人であろうと取引が発生している以上は、「経営」なんです。そこに「戦略」がなければこの先どうなるかわかりません。誰だって利益が先に欲しいものです。でもその前にしなければならないこともあります。それが経営戦略であり、極端にいえば利益を生み出す仕組みを考えるのが経営戦略でもあるのです。

オッズコンパスが大事にしていることはありますか?

以前勤めていた大手飲食チェーン店は、社員の努力がそのまま評価され社員のやる気につながり業績も上がるという相乗効果を生んでいました。派遣や嘱託の問題が取り沙汰される昨今、やはり社員を大切にすることはそのまま企業繁栄につながります。経営戦略も同じです。木の幹をみないで過度な目先の利益追求を行い、人を人と思わない企業はいつか破綻します。そうならないためにも、お客様と良好なコミュニケーションを図りながら、その企業に合ったご提案をしていくことに、大きな社会的責任を感じずにはいられません。「オッズコンパスにお願いしてよかった」という声を聞くことが何よりの励みです。決して口上手ではありませんが、「出番」を与えていただければ必ずそう言っていただけるものと確信しています。